夏の天気の良い日に、型染作家石北有美さんの【幟屋】工房へ。



古民家が工房へと再利用されていました。
お庭には大きな樹木たち。
この自然たくさんの中で石北有美さんの温かみのある作品が生まれています。

型染のデザインは全て石北さんのオリジナル。
パソコンでまずデータ化されるとお聞きしてびっくり!



その後図案を渋紙に写してカッターで掘っていき、絹紗をカシューで貼り付け型紙が完成。



板に布を貼り、布の上に型を置きもち米とぬかで作った糊を置いて・・・
張り手に貼って伸子をします(布の端と端を引っ張る感じ)



糊が乾いたら刷毛で下糊剤を引き、上糊剤をさらに引きます。



染まった布を水で洗い、糊を落として鍋で沸かしたお湯の中に布を入れ煮ていきます。
再び洗い、乾かして完成!



一つの作品が出来上がるまでざっと12もの工程があるのです・・・
しかも夏はお湯を使った作業など汗だくになるとか。
布を乾かす際にも、天気予報とにらめっこ。

いや本当に大変な作業です。

それでも意欲的に次々と作品を生み出しておられるのは型染めへの愛なんでしょうね!
その作品を今回、皆様に紹介できることが嬉しいです!



どこか懐かしくどこか新しい。そんな型染めの世界にぜひ!!
ちなみに・・・石北さんの工房にはたくさんの可愛いお面やお人形が。



なんでもお知り合いの作家さんの作品だそうで。。。



こういうお気に入りがあると作業もはかどりますね☆

【石北有美】
広島県福山市在住。
1997 女子美術大学 芸術学部工芸科卒業
2005 「染色工芸 幟屋」設立。
2012 「国選」入選 以後毎年入選(国立新美術館・東京)
2013,14  「日本民藝館展」入選 (日本民藝館・東京)
2014 「国選」新人賞受賞 (国立新美術館・東京)
東京をはじめ、国内各地にて展覧会開催。パリ・NYでの展覧会も。